断面に釉薬が回り込んでいる。割ってみると断面が滑らかで、貝殻状の断面になる。
欠点の外観上の特徴
検査・試験方法
目視観察。
欠点の原因
ケイ酸は変態点(石英は573℃、クリストバライトは220℃)付近で急激に熱膨張係数が変化する(急激に体積が変化する)ため。石英は熱膨張が大きく、石英から転移したクリストバライトはさらに大きいので、冷め割れを生じやすい。
欠点の防止対策
坏土中の石英が粗すぎると、冷却時に石英粒の周りにマイクロクラックを生じ、焼成体の強度が低下して割れやすいので、細かくする。ただし、細かくしすぎると石英がクリストバライトに変態しやすくなる。
変態点付近(680~480℃)はゆっくり冷却する。断熱材の隙間から外気が入らないようにする。
その他
冷め割れには釉薬と素地の熱膨張差によって起こるものもある。
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