切れの断面に釉薬が回り込んでいる。乾燥切れは割ってみると破断面にしわのような凹凸があることが多い。
欠点の外観上の特徴
検査・試験方法
破断面の拡大鏡による目視観察(数倍~数十倍の拡大)。素焼き素地に赤インクをしみこませるインキ試験。
欠点の原因
坏土中の粘土分が多すぎるか少なすぎる。粘土が多すぎると乾燥収縮が大きすぎ、粘土が少ないと乾燥強度が小さく、キレやすい。
成形体の密度むらで部分的に生強度や乾燥強度が不足していた。
乾燥が速すぎる、素焼き前の乾燥が不十分、縮みにくい状態で乾燥(重ねて乾燥した、石膏型の上で乾燥した)、乾燥条件が不均一(肉厚が違う、表面と裏面で風当たりが違う)等の理由により変形が起こり亀裂に至った。
欠点の防止対策
坏土中の粘土分を調整する(坏土の粘土の量はノルム計算値で40%程度が扱いやすい)。
石膏型を乾燥させすぎない。
ゆっくり均一に乾燥させる(乾燥器の送風量をしぼる、乾燥室を加湿する)。
その他
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