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22 加飾(2)化粧土による欠点

欠点の外観上の特徴

化粧土を掛けたのちに素地が溶けたり変形する。

検査・試験方法

目視試験。

欠点の原因

素地が乾燥しすぎていた。

素地の乾燥が足りなかった。

欠点の防止対策

化粧土を掛ける素地の水分を調製する。素地が乾燥しすぎていると素地が化粧土の水分を多量に吸収し、溶けて形が壊れます。逆に素地の乾燥が足りないと化粧土の水に素地が溶けだしたり、化粧土から吸収した水分で水分が過剰になり変形したりします

浸し掛けや流し掛けから刷毛塗りに変更する。浸し掛けや流し掛けは素地に多量の水分を吸収させるので、種々の欠点の原因になる。刷毛塗りは水分が少ないのでそれらの欠点は起こりにくい。

その他

化粧土と素地土は基本的に違う性質の土なので、装飾効果が大きいが相性は必ずしも良くない。

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