製品表面に穴やピンホールができる。
欠点の外観上の特徴
検査・試験方法
目視観察。
欠点の原因
石膏型の劣化してもろくなった部分が成形した素地表面に付着し、これが焼成中に分解して亜硫酸ガスとなって釉面から抜けた跡がピンホールとして残った。
欠点の防止対策
石膏型を乾燥させる温度は45℃以下とする。乾燥した石膏型を50℃以上で加熱すると石膏中の結晶水が抜けて石膏型の強度劣化が早まる。強度が劣化すると表面が荒れたり、欠けることで泥漿中に混入するので、乾燥温度には注意する。通常の使用でも寿命を過ぎた石膏型は使用しないようにする。