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j29 ツヤ不足(2)釉層の厚み不足による釉面のツヤ不足

欠点の外観上の特徴

釉薬の表面に光沢が出ない状態

検査・試験方法

白色度測定など

欠点の原因

釉の濃度不足で釉層が薄く、釉のガラス層の厚みが十分でなかった。

欠点の防止対策

施釉方法によって釉層の厚みに違いが出る。刷毛塗り、流し掛け、スプレー掛けは釉層が薄くなりやすいのでやや濃い釉を用いる。

施釉前に釉をしっかり攪拌して釉泥漿全体の濃度を均一にする。釉を作ったとき、にがりを打っておくと釉成分の沈殿固化防止になり、施釉時に攪拌しやすくなる。

透明釉の釉層の厚みは施釉時で0.3ミリから0.6ミリ程度が性状の良い釉となりやすい。

その他

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