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j23 釉めくれ・釉縮れ(2)釉の粒度による釉めくれ・釉縮れ

欠点の外観上の特徴

釉めくれは釉掛けして乾燥または焼成後、釉が剥がれて素地が露出する。

釉縮れは焼成中に釉が素地の上で縮んでしまう現象。

検査・試験方法

粒度分析

欠点の原因

釉を細かく粉砕しすぎている。釉の粒度が細かすぎると釉の水分が増えるので乾燥収縮も大きくなる。大きく収縮して釉に亀裂が入るとめくれや縮れにつながる。

欠点の防止対策

釉を摺り過ぎない。テストピースであらかじめ擦り時間を確認しておく。

その他

長く寝かせ過ぎた釉を使ってもめくれや縮れを起こすことがある。その場合は、乾燥後、200~300℃で仮焼すると性状が戻ることがある。

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