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j11 反り・変形(2)素地土の耐火度不足による反り・変形

欠点の外観上の特徴

乾燥後または焼成後に発生する素地土や製品の変形。

検査・試験方法

化学成分分析、炉内温度測定。

欠点の原因

素地の調合が耐火度不足である。

焼成温度が高すぎる。

欠点の防止対策

素地の調合に長石・石灰など溶かす原料を減らすか粘土原料を増やして素地土の耐火度を上げる。粘土の量はノルム計算値で40%以上となるように調合すると扱いやすい。

素地の調合を数種類少量で焼成テストし、焼成温度において反り・変形の少ない調合を見つける

焼成パターンを見直し、焼成温度を下げる。

メジャーリングを置いて窯の温度管理することで、温度ムラが生じて部分的に温度が高くなっていないか確認する。

その他

化学成分分析を行うことで含まれる成分の種類と量を知ることで耐火度を管理し、または推定することができる。

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