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j34 ぶく(5)あぶり過ぎによるぶく

欠点の外観上の特徴

陶磁器の釉面や素地面に発生する膨れ。

検査・試験方法

目視検査

欠点の原因

釉薬が溶けた後に長時間あぶりをした結果、部分的にに過焼となり、釉の一部が溶け過ぎて膨れた。

欠点の防止対策

釉の調合を調整して、珪酸分やアルミナ分を多くした強い調合にする。または、亜鉛華、マグネシア、石灰などを多くして釉の粘性を上げる。

あぶりの時間を短くするか、あぶりを終える温度を低くする。

その他

釉の組成によってはぶくのほかにも煮えなどの欠点を生じることがある。

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