瀬戸焼について
瀬戸は、古くから「やきもの」に適した良質な粘土に恵まれ、常滑・信楽・越前・丹波・備前と並び六古窯の産地としても知られています。
瀬戸で産出される、木節粘土・蛙目粘土は世界でも有数の粘土であり、その特性を活用して、瀬戸焼には食卓用品は基より置物装飾品・電磁器・ファインセラミックス等様々な「やきもの」が時代の流れに合わせ作られています。
瀬戸焼の歴史としては、諸説があり約千年前後の歴史があります。
経済産業大臣指定(当時は通商産業大臣)の伝統的工芸品として、1977年(昭和52年)に「赤津焼」が指定を受け、「赤津焼」を含め瀬戸の産地内で多くの陶器が長年の伝統技術・技法を基に製造されています。
また、「瀬戸染付焼」も「赤津焼」から遅れること20年、1997年に伝統的工芸品に指定を受けました。
「瀬戸焼」は、
愛知県陶磁器工業協同組合
瀬戸陶磁器卸商業協同組合
の登録商標(地域団体商標)です