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04 切れ・割れ(4)型起こし成形品の切れ・割れ

欠点の外観上の特徴

本焼き工程で割れたり切れる。

検査・試験方法

拡大鏡による目視観察。

欠点の原因

タタラの密度に粗密があったか密度が小さかった。

タタラが薄すぎた。

欠点の防止対策

タタラの土を十分に締める。タタラを作る土は表面付近に対して中央部分の密度が小さくなることが多いので、その密度差により乾燥以降の工程で収縮差を生じて切れやすくなる。これを防ぐために叩き板やローラーを使って十分に土を締める。

タタラの厚みを厚くする。3mm以下の薄いタタラは強度が不足して、乾燥以降の工程で切れやすい。

その他

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